こんにちは、創業支援に強い税理士の植村拓真です。
税理士法人植村会計事務所では、起業準備中の個人の方や会社の立ち上げを進めている経営者の方などから、創業支援について以下のようなご相談をよくいただきます。



本記事を読んでいる方の中にも、同様の疑問を抱いている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、税理士に創業支援を依頼するメリットから費用相場や料金体系まで解説します。
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税理士に創業支援を依頼するメリット

本項目では、税理士に創業支援を依頼するメリットについて解説します。
税理士に創業支援を依頼する主なメリットは、以下のとおりです。
- 創業融資を受けやすくなる
- 創業計画書や資金繰り表の作成を任せられる
- 資金調達に関するアドバイスを受けられる
- 会社の立ち上げをスムーズに進められる
それでは、順番に見ていきましょう。
創業融資を受けやすくなる
税理士に創業支援を依頼するメリットとして、創業融資を受けやすくなる点が挙げられます。創業融資の審査でチェックされるのは、事業の将来性や返済の見通しなどです。
創業支援に強い税理士に依頼すれば、説得力のある売上予測や返済計画を立ててもらえるため、融資審査の通過率を高めやすくなります。
創業融資を通しやすくするコツ
・日本政策金融公庫を利用
・イメージしやすい事業内容を記載
・経営者の略歴に同業の事業経験を記載
・他に借入がない
・自己資金を多めに用意
・自己資金と借入資金の用途をハッキリ記載
などより確実に通すなら、税理士などの専門家への依頼を検討しましょう
— 植村拓真|ネットビジネス・IT業の税理士 (@Takuma_Uemura_) June 18, 2023
特に、国から経営革新等支援機関の認定を受けている税理士に依頼すると、借入利率が低くなったり、融資額が大きくなったりするケースがあります。
関連記事:日本政策金融公庫の融資審査を確実に通すためのチェックポイント6選
創業計画書や資金繰り表の作成を任せられる
創業計画書や資金繰り表の作成を任せられる点も、税理士に創業支援を依頼するメリットのひとつです。
そこで、税理士に創業計画書や資金繰り表の作成を任せれば、売上予測や返済計画に客観的な根拠を持たせられるため、融資審査で評価されやすい書類に仕上がります。
融資審査の通過率を高めたい場合は、創業支援に強い税理士への依頼も検討してみましょう。
参考:日本政策金融公庫(創業計画の書き方)
参考:J-Net21(資金繰り表を活用する)
関連記事:一人社長(一人会社)の税理士の必要性|費用相場と選び方も解説
関連記事:合同会社に税理士は必要?費用相場や不要なケースも解説
関連記事:中小企業や小さい会社で税理士が必要な理由と費用相場
資金調達に関するアドバイスを受けられる
たとえば、日本政策金融公庫の創業融資や各自治体の制度融資など、ご自身の事業計画に合った融資制度を、税理士から提案してもらえます。
また、活用できる補助金や助成金の情報提供から申請支援まで受けられるため、創業時に必要な資金を確保しやすくなる点も、税理士に依頼するメリットです。
参考:日本政策金融公庫(創業融資のご案内)
参考:J-Net21(制度融資の活用)
参考:中小企業庁 ミラサポplus(人気の補助金)
関連記事:起業時に税理士に聞くことまとめ!相談費用もあわせて解説
関連記事:税理士に依頼するタイミングはいつ?メリットや必要なケースもあわせて解説
関連記事:合同会社に税理士はいらない?必要な理由から費用相場まで解説
会社の立ち上げをスムーズに進められる
会社の立ち上げをスムーズに進められる点も、税理士に創業支援を依頼するメリットのひとつです。
たとえば、会社を立ち上げるためには、以下のような手続きを行わなければなりません。
- 本店所在地を所轄する公証役場での定款認証の手続き(株式会社の場合)
- 本店所在地を所轄する法務局での設立登記申請の手続き
- 本店所在地を所轄する税務署や都道府県税事務所、市町村役場への届け出
- 本店所在地を所轄する年金事務所での社会保険の加入手続き
会社設立を税理士に依頼すれば、司法書士や社会保険労務士と連携しながら、上記の手続きを進めてもらえるため、法人をスムーズに立ち上げられます。
なお、税理士によっては顧問契約の締結を条件に、会社設立に必要な手続きを格安でサポートしてくれるケースもあります。
参考:法務省(株式会社の設立手続〔発起設立〕について)
参考:法務省(合同会社の設立手続について)
参考:J-Net21(株式会社の設立手続き)
参考:J-Net21(合同会社の設立手続き)
関連記事:会社設立に税理士は必要?費用相場やメリットについて解説
関連記事:会社設立を税理士に依頼する際の費用相場から必要性や相談するメリットまで解説
関連記事:合同会社の設立代行サービスを依頼するメリットとデメリットについて解説
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税理士に創業支援を依頼した際に受けられるサポート

本項目では、税理士に創業支援を依頼した際に受けられるサポートについて解説します。
税理士に創業支援を依頼した際に受けられる主なサポートは、以下のとおりです。
- 税務署への届け出代行
- 事業計画書の作成支援
- 銀行融資の申請サポート
- 記帳代行
- 給与計算代行
- 資金調達や節税対策に関する提案
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
税務署への届け出代行
税理士に創業支援を依頼した場合は、税務署への届け出を代行してもらえます。
| 区分 | 創業時に提出が必要な届出書 |
| 個人 | ・個人事業の開業・廃業等届出書 ・源泉所得税に関する届出書 ・消費税に関する届出書 ・所得税の青色申告承認申請書 |
| 法人 | ・法人設立届出書 ・源泉所得税に関する届出書 ・消費税に関する届出書 ・青色申告の承認申請書 |
特に、青色申告の承認申請書を提出し忘れると、節税メリットを得られなくなるため注意しましょう。
起業したての方向けです。
紙切れ1枚出し忘れて125万円をドブに捨てる悲劇が、現実で起きています。必須なのが、会社設立から3ヶ月以内が提出期限の青色申告承認申請書。…
— 植村拓真|ネットビジネス・IT業の税理士 (@Takuma_Uemura_) May 28, 2026
税務署への届け出代行を税理士に依頼すれば、届出書の提出漏れによる税務上の不利益を防ぎやすくなります。
参考:国税庁(開業する場合)
参考:国税庁(No.5100 新設法人の届出書類)
関連記事:アフィリエイトで開業届を提出するタイミングから書き方まで税理士が解説
事業計画書の作成支援
融資や補助金の審査で評価されやすい事業計画書の作成を、税理士にサポートしてもらえます。
特に、創業支援に強い税理士に事業計画書の作成を任せると、説得力のある売上予測や返済計画を立ててもらえる点がメリットです。
また、以下のようなケースに合わせて、事業計画書のなかで強調するポイントも工夫してもらえます。
- 金融機関から融資を受ける
- 補助金や助成金を活用する
- ベンチャーキャピタルから出資を受ける
事業計画書の作り方が分からない場合や、融資や補助金審査の通過率を高めたい場合は、創業支援に強い税理士への依頼も検討してみましょう。
参考:J-Net21(事業計画書はなぜ必要か)
参考:J-Net21(事業計画書の作成手順)
銀行融資の申請サポート
銀行融資の申請サポートも、税理士に依頼できる創業支援のひとつです。
銀行融資を申し込む際に必要な書類の準備から、面談で聞かれやすいポイントの共有や回答の練習までサポートしてもらえます。
税理士から銀行融資の申請サポートを受けると、準備不足による審査落ちのリスクを抑えられる点がメリットです。
記帳代行
税理士に創業支援を依頼した場合は、記帳代行も任せられます。
領収書やレシート、請求書などの証憑書類を税理士に渡すだけで、会計ソフトへの入力や帳簿作成を代行してもらえます。
記帳代行を税理士に依頼するメリットは、商品開発や営業活動といったコア業務に専念できる環境が整う点です。
関連記事:クラウド会計を導入しても税理士が必要な理由から会計ソフトの比較やおすすめまで解説
関連記事:顧問税理士はどこまでやってくれる?費用相場や丸投げの範囲・メリットまで解説
関連記事:顧問税理士はいらない?依頼するメリットとデメリットから費用相場まで解説
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給与計算代行
税理士に創業支援を依頼した場合は、給与計算代行も任せられます。
たとえば、給与明細の作成や源泉所得税の計算、年末調整などを税理士に任せられるため、ご自身は事業活動に集中できます。
なお、労働保険や社会保険の加入手続きも任せたい場合は、社会保険労務士と提携している税理士を選ぶと、窓口を一本化できます。
参考:e-Gov 法令検索(税理士法 第二条 税理士の業務)
参考:e-Gov 法令検索(社会保険労務士法 第二条 社会保険労務士の業務)
資金調達や節税対策に関する提案
資金調達や節税対策に関する提案も、税理士に創業支援を依頼した際に受けられるサポートのひとつです。

創業支援に強い税理士がいれば、ご自身の事業活動に合った補助金の提案から申請支援まで受けられます。
また、節税対策にもさまざまな手法があるため、見落としが発生しやすい傾向があります。
起業したての経営者の皆様、「創立費」や「開業費」は税金対策の便利なカードです。
これらは原則として「好きなタイミングで、好きな金額だけ」経費(償却)に落とせます。おすすめの戦略は以下のとおりです。
・赤字の年:1円も経費にせず温存
・黒字の年:利益とぶつけて税金を減らす…— 植村拓真|ネットビジネス・IT業の税理士 (@Takuma_Uemura_) June 2, 2026
創業支援に強い税理士がいれば、節税対策の見落としを防げるため、税負担の軽減につながります。
資金調達をスムーズに進めたい場合や節税対策を徹底したい場合は、創業支援に強い税理士への相談も検討してみましょう。
参考:国税庁(Ⅱ 繰延資産の範囲について)
参考:国税庁(償却期間経過後における開業費の任意償却)
関連記事:【法人版】節税対策の裏ワザ|手元により多くの資金を残す方法
関連記事:役員報酬を活用した節税対策の効果を高めるポイント|設定額はいくらが得かも解説
関連記事:一人社長が経費で落とせるもの一覧|制限があるもの・落とせないものも解説
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税理士に創業支援を依頼する際にかかる費用の相場

本項目では、税理士に創業支援を依頼する際にかかる費用の相場について、以下のケースに分けて解説します。
- 成功報酬型の場合
- 固定報酬型の場合
- 顧問契約を結ぶ場合
それでは、順番に見ていきましょう。
成功報酬型の場合
税理士から受ける創業支援のうち、資金調達のサポートについては、成功報酬型の料金体系を採用しているケースが一般的です。
成功報酬型の費用相場は、調達できた融資額の2〜5%程度です。
なお、成功報酬とは別に着手金が発生するケースもあるため、資金調達のサポートを税理士に依頼する際は、料金体系を確認しましょう。
固定報酬型の場合
税理士とスポット契約を結んで創業支援を受ける場合は、依頼する業務ごとに固定報酬が発生するのが一般的です。主な業務ごとの費用相場は、下表のとおりです。
| 税理士に依頼する業務 | 固定報酬の費用相場 |
| 創業計画書の作成 | 3万〜10万円程度 |
| 税務署への届け出 | 3万〜5万円程度 |
| 会社設立の手続き | 10万〜20万円程度(設立手数料のみ) |
参考:国税庁(No.7191 登録免許税の税額表)
参考:日本公証人連合会(9-4 定款認証)
顧問契約を結ぶ場合
税理士と顧問契約を結んで創業支援を受ける場合の費用相場は、個人の場合だと年間40万〜70万円程度で、法人の場合だと年間60万〜100万円程度です。
なお、税理士と顧問契約を結んで創業支援を受ける場合、年間費用の内訳は下表のとおりです。
| 内訳 | 費用の目安 | 備考 |
| 顧問料 | ・個人の場合:月額2万〜3万円程度 ・法人の場合:月額3万〜5万円程度 |
顧問料が安い場合は業務範囲が限定されるケースもある |
| 記帳代行料 | 1か月あたりの仕訳数100件あたり月額1万円程度 | 記帳代行が顧問料の業務範囲に含まれているケースもある |
| 確定申告料 / 決算料 | 顧問料の4〜6か月分程度 | 年に1回だけ発生する |
また、税理士と顧問契約を結んで創業支援を受ける場合は、会社設立を無料または格安でサポートしてもらえるケースもあります。
弊所では、顧問契約をご依頼くださる方向けに、会社設立フルサポートプランを株式会社の場合は13.8万円、合同会社の場合は1.6万円でご提供させていただいております。
関連記事:顧問税理士とは?顧問契約の必要性・メリットや注意点を解説
関連記事:個人事業主に顧問税理士はいつから必要?費用相場やタイミングも解説
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税理士に創業支援を依頼する前に確認すべきポイント

本項目では、税理士に創業支援を依頼する前に確認すべきポイントについて、以下の点に分けて解説します。
- そもそも創業支援を受ける必要はあるか
- 費用対効果は高いか
それでは、順番に見ていきましょう。
そもそも創業支援を受ける必要はあるか
税理士から創業支援を受ける必要があるかどうかは、ご自身の状況によって異なります。
- 事業規模を大きくしない
- 創業に必要な資金を自力で調達できる
- 経理や税務会計に関する基礎知識がある
- 創業する際に必要な手続きを自力で進められる
一方、商品開発や営業活動に割く時間を確保したい場合や、大規模な資金調達を計画している場合は、税理士に創業支援を依頼するメリットがあります。
以上を踏まえて、税理士から創業支援を受ける必要があるかどうかを判断しましょう。
関連記事:会社設立のアドバイザーを依頼できる専門家から無料の相談窓口まで解説
関連記事:一人合同会社の設立に税理士が必要なケースといらないケースを選び方とあわせて解説
関連記事:会社設立手続きを自分で行う5つのステップ|費用や流れについて解説
費用対効果は高いか
税理士に創業支援を依頼する際は、費用対効果が高いかどうかを見極めましょう。
特に、税理士と顧問契約を結んで創業支援を受ける際は、顧問料に含まれる業務内容や年間でかかる費用を確認しておくのが大切です。
また、会社設立の代行を無料または格安で依頼できる場合は、顧問料が割高に設定されているケースもあるため注意しましょう。
弊所の顧問契約プランは、記帳代行が顧問料に含まれているほか、会社設立も格安でご依頼いただけるため、創業時にかかるコストを抑えやすい点が特徴です。
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創業支援に強い税理士を選ぶ際のポイント

本項目では、創業支援に強い税理士を選ぶ際のポイントについて解説します。
創業支援に強い税理士を選ぶ際に押さえるべきポイントは、以下のとおりです。
- 創業支援の実績は豊富か
- 月次決算を踏まえた経営アドバイスをしてくれるか
- 相談しやすい雰囲気か
それでは、順番に見ていきましょう。
創業支援の実績は豊富か
創業支援に強い税理士を選ぶ際は、資金調達や会社設立の支援実績が豊富かどうかを、ホームページや初回面談で確認するようにしましょう。
なお、認定経営革新等支援機関かどうかも、創業支援に強い税理士を選ぶ際の判断材料のひとつです。
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月次決算を踏まえた経営アドバイスをしてくれるか
創業支援に強い税理士を選ぶ際は、月次決算を踏まえた経営アドバイスをしてくれるかどうかも、無料面談の際に確認しましょう。
月次決算とは、経営管理に有効な情報を提供するために、事業年度末に行う月次決算とは別に、毎月の営業成績や財政状態を明らかにするために毎月行う決算のことです。
引用:J-Net21(月次決算の考え方と導入方法について教えてください。)
月次決算をもとにアドバイスしてくれる税理士がいると、経営判断の精度を高められます。また、月次決算を行っていると、融資交渉を有利に進められるメリットもあります。
銀行に融資を申し込むと、必ず過去3期分程度の決算書と直近の月次決算書の提出を求められます。ある程度の精度を伴った月次決算書を持っていれば、融資交渉を有利に進めることができます。また逆に、月次決算書を提出できなかった場合は、信用が低下することになります。
引用:J-Net21(月次決算の考え方と導入方法について教えてください。)
月次決算のやり方や業績改善への役立て方が分からない場合は、創業支援に強い税理士への依頼も検討してみましょう。
相談しやすい雰囲気か
創業支援に強い税理士を選ぶ際は、相談しやすい雰囲気かどうかも、無料面談の際に確認するようにしましょう。
税理士との無料面談の際には、以下のような点をチェックしましょう。
- 高圧的な態度をとらないか
- ご自身の話にしっかりと耳を傾けてくれるか
- 質問に対して分かりやすく回答してくれるか
- 経理や税務会計に関する専門用語を多用しないか
関連記事:ダメな税理士とは?良い税理士・悪い税理士の見極め方と対処法
関連記事:税理士選びで失敗しない方法|依頼タイミングと穏便に変更するコツも解説
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創業支援に強い税理士選びに関するよくある質問

最後に、創業支援に強い税理士選びに関するよくある質問をご紹介します。内容は随時追記します。
スタートアップの創業支援に強い税理士や税理士法人の評判って、どこで確認できますか?
スタートアップの創業支援に強い税理士や税理士法人の評判は、Googleマップの口コミや評価で確認できますが、あくまで判断材料のひとつです。
将来的に福岡や大阪、銀座などにもオフィスを構える予定なんですけど、スタートアップの創業支援に強い税理士や税理士法人に、まとめて依頼できるんでしょうか?
福岡や大阪、銀座といった複数の地域にオフィスを構える場合でも、スタートアップの創業支援に強い税理士や税理士法人に、まとめて業務を依頼できるケースが多いです。
なお、法人住民税や法人事業税を複数の自治体へ申告する場合は、追加料金が発生するケースもあるため、事前の確認が必要です。
参考:総務省(地方税制度|法人住民税・法人事業税)
参考:東京都主税局(分割基準のガイドブック)
スタートアップの創業支援に強い税理士や税理士法人に依頼する際の費用や料金って、どれくらいかかるんでしょうか?
スタートアップに強い税理士や税理士法人と顧問契約を結んで、創業支援を受ける場合の費用相場は年間60万〜100万円程度で、内訳は主に下表のとおりです。
| 内訳 | 費用の目安 | 備考 |
| 顧問料 | 月額3万〜5万円程度 | 顧問料が安い場合は業務範囲が限定されるケースもある |
| 記帳代行料 | 1か月あたりの仕訳数100件あたり月額1万円程度 | 記帳代行が顧問料の業務範囲に含まれているケースもある |
| 決算料 | 顧問料の4〜6か月分程度 | 年に1回だけ発生する |
なお、スタートアップに強い税理士や税理士法人と顧問契約を結ぶ場合は、会社設立を無料または格安でサポートしてもらえるケースもあります。
また、資金調達のサポートについては、成功報酬型の料金体系を採用しているケースが一般的で、費用相場は調達できた融資額の2〜5%程度です。
弊所では、顧問契約をご依頼くださる方向けに、会社設立フルサポートプランを株式会社の場合は13.8万円、合同会社の場合は1.6万円でご提供させていただいております。
上記の価格には登録免許税や定款認証の手数料などが含まれておりますので、創業支援の依頼費用を抑えたい方は、弊所までお気軽にご相談くださいませ!
関連記事:スタートアップに強い税理士に依頼する際の費用相場について解説
関連記事:スタートアップの資金調達|失敗しないコツと注意点も解説
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スタートアップの創業支援に強い税理士や税理士法人には、役員の年収や退職金の設定について相談できるんでしょうか?
スタートアップの創業支援に強い税理士や税理士法人には、役員の年収や退職金の設定について相談できます。
役員退職金は適切に設定しないと、損金算入を否認されるおそれもあるため、スタートアップの創業支援に強い税理士や税理士法人からアドバイスを受けるのが望ましいです。
最近の勉強メモ「役員退職金の過去の判決例」について。
「功績倍率は3倍までなら許容され得る」とよく言われますが、実際の裁決事例を読むと、根拠のない判断がいかに危険か痛感します。・「3倍」はただの現場の目安で法的な根拠はない
・過去には「1.06倍」という厳しい倍率で否認された事例もある…— 植村拓真|ネットビジネス・IT業の税理士 (@Takuma_Uemura_) May 21, 2026
役員の年収や退職金をいくらに設定すべきか迷う場合は、スタートアップの創業支援に強い税理士や税理士法人への相談も検討してみましょう。
参考:国税庁(過大役員給与の損金不算入額算定に関する一考察―役員退職給与を中心に―)
参考:J-Net21(退職金の税務上の取扱い)
参考:国税不服審判所(役員退職給与)
関連記事:役員報酬を決める際に税理士へ相談するメリット|適切な金額の決め方や相場も解説
関連記事:役員報酬はいくらが得?節税対策と効果を最も高める方法を解説
関連記事:役員報酬をゼロにするデメリットと注意点|決める手順も解説
クリニックの開業支援って税理士に依頼できるんですか?
クリニックの開業支援は、税理士に依頼できます。
税理士と顧問契約を結んだ場合は、クリニックの開業に必要な税務手続きから申告まで代行してもらえるため、診療に専念できる環境を整えられる点がメリットです。
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まとめ

今回は、税理士に創業支援を依頼するメリットから費用相場や料金体系まで解説しました。
税理士に創業支援を依頼する主なメリットは、以下のとおりです。
- 創業融資を受けやすくなる
- 創業計画書や資金繰り表の作成を任せられる
- 資金調達に関するアドバイスを受けられる
- 会社の立ち上げをスムーズに進められる
税理士から受ける創業支援のうち、資金調達のサポートについては、成功報酬型の料金体系を採用しているケースが一般的で、費用相場は調達できた融資額の2〜5%程度です。
また、税理士とスポット契約を結んで創業支援を受ける場合は、下表のとおり、依頼する業務ごとに固定報酬が発生します。
| 税理士に依頼する業務 | 固定報酬の費用相場 |
| 創業計画書の作成 | 3万〜10万円程度 |
| 税務署への届け出 | 3万〜5万円程度 |
| 会社設立の手続き | 10万〜20万円程度(設立手数料のみ) |
一方、税理士と顧問契約を結んで創業支援を受ける場合の費用相場は、個人の場合だと年間40万〜70万円程度で、法人の場合だと年間60万〜100万円程度です。
なお、税理士と顧問契約を結んで創業支援を受ける場合、年間費用の内訳は下表のとおりです。
| 内訳 | 費用の目安 | 備考 |
| 顧問料 | ・個人の場合:月額2万〜3万円程度 ・法人の場合:月額3万〜5万円程度 |
顧問料が安い場合は業務範囲が限定されるケースもある |
| 記帳代行料 | 1か月あたりの仕訳数100件あたり月額1万円程度 | 記帳代行が顧問料の業務範囲に含まれているケースもある |
| 確定申告料 / 決算料 | 顧問料の4〜6か月分程度 | 年に1回だけ発生する |

